🎀 チアママのリアル・コラム

【大会を終えて】幕張メッセに渦巻いた歓喜と涙。すべてを懸けた1年に、心からの拍手を。

チアママ
【大会を終えて】幕張メッセに渦巻いた歓喜と涙。すべてを懸けた1年に、心からの拍手を。

こんにちは、チアママです。

3月は、チア界にとって特別な季節。怒涛のように大会が続くこの時期ですが、その集大成とも言える「USA Nationals」、そして「USA The PEAK」が幕張メッセで開催されました。

ここに向けて、全国のチームがどれほどの汗と涙を流し、必死に食らいついてきたか。 私も会場の空気を吸い、数え切れないほどの悲喜こもごもを目の当たりにしてきました。私自身も、娘があの大舞台に立つ姿を客席から祈るように見守っていた一人です。だからこそ、うれしい気持ちも、胸が張り裂けそうなほど悔しい気持ちも、痛いほどわかるつもりです。

たった2分半に込められた、途方もない時間#

まだ薄暗い早朝から起き出し、崩れないように髪をまとめ、緊張を隠しながら会場へと向かう道のり。親にできることは、本番前に「楽しんでおいで」と背中を押し、あとは応援席から全力のエールを送りながら見守ることだけです。

幕張メッセの巨大な空間には、目に見えないほどの凄まじいエネルギーが満ちていました。 まばゆい照明の下、あんなに小さく見えていた子供たちが、音楽が鳴った瞬間に見せる、研ぎ澄まされた表情。指先まで意識された動き、そして心からの笑顔。

そのたった2分半の演技の裏には、仕事や家事の合間を縫って送迎に走り回った親の日常と、悔し涙を流しながら何度も何度もフロアを蹴った子供たちの途方もない時間が隠されています。

歓喜と悔しさが交差する場所#

演技が終わった後の会場では、いろんな感情が混ざり合い、大きく渦巻いていました。

すべてを出し切り、満足いく結果を手にして抱き合って喜ぶチーム。 あと一歩届かず、うつむき、肩を震わせて泣き崩れるチーム。

あんなに頑張っていたのに。誰よりも練習していたのを知っているからこそ、報われてほしいと願ってしまうのが親心です。けれど、勝負の世界は残酷で、必ずしもすべての努力が望んだ色のリボンや賞状・盾に変わるわけではありません。

だからこそ、結果の残酷さを飲み込んででも、この舞台には挑むだけの価値がある。 あの幕張のフロアで感情を剥き出しにする子供たちの姿は、理屈抜きに心を震わせる、凄まじくも美しい世界でした。

「今、この瞬間」に全力だった証#

子供も親も、過去や未来ではなく、「今、この瞬間」に全身全霊を懸けていました。 この1年間、ただひたすらに全力で駆け抜けてきました。

ひとつのことにこれだけ純粋にエネルギーを注ぎ込み、心の底から感情を爆発させることができる。綺麗事だけでは済まない、泥臭くて、熱くて、どうしようもなく惹きつけられる。 それが「チアダンス」なのだと、泣き笑いする子供たちの姿を見て、改めて胸が熱くなりました。

昨日の大会で、チア人生のひとつの「節目」を迎えた人もいるでしょう。 あるいは、こぼれ落ちた涙を拭って、次のシーズンに向けてもう走り出した人もいるはずです。

みんな、本当におつかれさまでした。 極限のプレッシャーの中を戦い抜いた子供たちも。 そして、裏方としてスケジュールをやり繰りし、歯を食いしばりながら伴走し続けた全国のパパやママも。

みんなみんな、本当によく頑張りました。 すべてを懸けた尊い1年間に、心からの敬意と、ありったけの拍手を送ります。

胸を張って、少しだけ休んで。 またそれぞれの新しい春を迎えましょう!

Go Cheer!!!!